太宰府天満宮の御本殿が大規模改修へ、改修期間中は「仮殿」に

太宰府天満宮改修期間中の仮殿 街の話題

太宰府天満宮で、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修が行われることになりました。

約3年間の改修期間中は、仮殿が建てられ、神事や参拝は仮殿で行われます。

主なスケジュール
・2023年2月 仮殿着工
・同5月 仮殿完成/御本殿改修工事着工
・2026年頃 御本殿改修工事完了予定

仮殿が完成する5月中旬(予定)まで御本殿に参拝できるそうです。

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【追記】2023年5月仮殿が完成

映像で見る(→NHK福岡のtwitter

「御神霊は13日夜に仮殿に移されます。」だそうです。

御本殿の改修計画

現在の御本殿は、約430年前に筑前国主小早川隆景公が再建したもので、桃山時代の豪壮華麗な様式を伝え、国の重要文化財に指定されています。

今回は、令和5年5月頃より3年をかけて、御本殿の檜皮の葺替え、漆塗りなどを中心に防災工事も含めた大改修を行います。これほど長期間にわたる修理は、御本殿再建以来初めてのこととなります。

日程(プレスリリースより)

令和4年(2022)11月22日 仮殿完成図披露
令和5年(2023)2月初旬 仮殿着工
令和5年(2023)5月中旬 仮殿完成
令和5年(2023)5月中旬 御本殿改修工事着工
令和8年(2026)頃 御本殿改修工事完了予定

(令和9年(2027)式年大祭)

仮殿が設けられます

太宰府天満宮改修期間中の仮殿

御本殿の大改修に際して、御祭神の御神霊を仮安置するために設けられる御社殿「仮殿」が設けられます。仮殿遷座祭後、神事や参拝は仮殿で行われます。

この仮殿のデザイン・設計は、国内外で活躍し、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める建築家が率いる設計事務所が手掛けました。

屋根には木が植えられ、天神の杜との調和が図られた、美しいデザインとなっています。

また御本殿と異なり、仮殿には靴を脱がずに上がれます。スロープが設置され、斎場の広さも現在の御本殿と変わらずゆとりある空間となります。

太宰府天満宮改修期間中の仮殿

現在の御本殿への参拝はいつまで?

2023年5月中旬頃までは、御本殿に参拝できるようです。

太宰府天満宮の公式サイトによると「仮殿は来年(編注:2023年)2月より工事を開始し、5月中旬に完成予定となり、それまでは御本殿に御参拝いただけます。」とのことです。正確な日程については今後の公式発表でご確認ください。

(https://www.dazaifutenmangu.or.jp/info/detail/948)

DATA

正確な情報は公式発表でご確認ください。

太宰府天満宮
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

今回のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000112058.html

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