リチウムイオン電池は、充電式電池として広く使われていますが、場合によっては発火の恐れもある大変危険なものです。
処分方法は、通常のゴミとして捨てずに、必ず専用の回収場所に出してください。
福岡市では、2025年12月13日から、リチウムイオン電池の回収場所を市内66か所に増やしています。
普通の回収場所では受け付けられない「膨張・液漏れ・破損があるもの」でも、各区に1か所以上、出せる場所があります。
回収場所
回収場所が、合計66か所に増えています。(2025年12月13日より)
※2025年12月13日時点
回収に持ち込む際は、必ず、変更が無いか最新情報をご確認ください。
※回収日・時間は設置施設の開館日時によって異なります
◆資源物回収ボックス
東区役所、博多市民センター、中央体育館、南市民センター、城南区役所、早良区役所、入部出張所、西区役所、西部出張所
◆小型充電式電池回収ペール缶
・公民館など市内の公共施設(※)
・商業施設(ゆめタウン博多(香椎側入口)/ブランチ博多パピヨンガーデン(北棟北側入口))
◆上記以外
臨海3Rステーション、西部3Rステーション
※回収場所の一覧は、公式サイトに詳しく掲載されています。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/jigyokeigomi/life/raremetals.html
膨張・液漏れ・破損に注意
膨張・液漏れ・破損があるものは、資源物回収ボックスのみで受け付けます。
持ち込みの際は、ボックススタッフに声をかけます。

今までは「膨張・液漏れ・破損があるものは不可」と切り捨てていましたよねえ??
ちゃんと回収してくれるのは、うれしいです。
出し方(絶縁など)
回収場所に持ち込むときは、絶縁のため端子部分にテープを貼る、液漏れの恐れがある場合はビニール袋に入れる、など、出し方のルールもしっかりとご確認ください。
【要確認】夏場は?
※この項目は未確認です
今まで、夏場の3か月間は回収が休みだったんですが、それはどうなったでしょうか???
夏はダメという記載が見つからないように思うのですが!?夏場も回収しているのなら、とても助かるのですが。
(関連情報)消火フィルム
回収用の缶(小型充電式電池回収ペール缶)には、万が一の発火に備え、蓋の裏に消火フィルムが貼られているそうです。
テレビニュースの映像では、薄いシート状に見えました。「FSfilm®」ですかね?
「FSfilm®」
TOPPAN社が開発。
火災発生時の熱に反応して、消火効果のあるエアロゾルを放出する消火フィルム。
https://www.toppan.com/ja/living-industry/packaging/topics/column/002/
ちなみに、「耐火袋」と「FSfilm®」を組み合わせた「Fire Resistant Bag」が製品化されています。延焼を防ぐことができます。航空機内での保安のため、2024年4月よりANAの機材に搭載されているそうです。


私も欲しいな…。一般向けにも販売されるといいのに。
(関連情報)万が一発火したら…
リチウムイオン電池は、便利ですが、とても危険なものです。
身の回りの、古くなったもの・不要なものは、処分しませんか。
また、万が一の際の対応もチェックしておきませんか。(いざとなったら冷静に対応できる気がしませんが。)
リチウムイオン電池が発火したら
・火花や煙が激しく噴出している場合は近寄らない
・火煙が収まってきたら、大量の水/消火器具等で消火
・周囲に延焼したらすぐに消火器具等で初期消火(初期:炎が天井に達するまで)
・外出先ではバッグごと水や消火器で消火
・消火後、火煙が出ていなくても再出火の可能性があるため(400度を超える高温)水没させる。
・可燃性ガスが発生している場合があるので必ず換気
出典は東京消防庁
記事はおたくま経済新聞
https://otakuma.net/archives/2025120601.html
DATA
正確な情報は、市の公式発表でご確認ください。
福岡市/充電式電池を含む小型電子機器はごみ袋で出さないでください
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/jigyokeigomi/life/katei-bunbetsu/kogatajuudennshikidennchi_syobun.html
