5月です。梅仕事の季節がやってきましたね。
でも、今年は、梅の実が不作だそうです。
暖冬の影響で結実しない花が多かったことと、シェアが大きい和歌山県で3月に降雹の被害が出たことにより、市場に出回る梅の量が大幅に減る見通しです。
【2024年6月追記】南高梅が高騰
「南高梅」が全国で記録的不作、価格は例年の3~4倍に…(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240615-OYT1T50002/
「販売価格は例年の3、4倍に高騰」
入荷の見通し
福岡大同青果株式会社の公式サイトに、入荷の見通しが掲載されています。
※「2024年6月の青果物入荷の見通し(2024年5月26日時点)」より
※「2024年5月の青果物入荷の見通し」より
福岡の梅は・・
先日、太宰府天満宮で、初夏の風物詩である「飛梅ちぎり神事」が行われたそうですが、そのときの報道によると・・・。
「ことしは去年の8分の1ほどの43個が収穫され神前に供えられました。
梅の実が少なかった理由としてはことしは「飛梅」の開花が早く、受粉を行う虫が活動する時期と合わなかったことなどが考えられるということです。」
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20240515/5010024305.html
開花が早いと、そういうこともあるのですね。
それに、そもそも開花が早いと結実しない花が多くなるという話もあります。(詳細は次項)
和歌山の梅は・・
ひょうの被害と、暖冬による不作という、二つの要因があるそうです。
こちらはエフコープのカタログです。
暖冬の影響も指摘されています。
「全国シェアの6割超を占める和歌山県産の梅が、2024年は記録的な不作に見舞われそうだ。」
「暖冬状態では雌しべが短かったりなくなったりする「不完全花」が多くなった」
https://mainichi.jp/articles/20240507/k00/00m/040/156000c
関連記事
今年はカメムシもとても多くて、果樹園の被害が大変そうです。
DATA
正確な情報は、ご自身でご確認ください。
この記事は「そんなこともあるのね~」くらいのゆるい感じでご覧ください。