2022年春~初夏~夏。玉ねぎが驚くほど高値になりました。(2倍以上)
現在の状況と、今後の見通しと、これまでの経過をメモしておきます。
【2022.7.21追記】
「タマネギ徐々に安く 兵庫県産の出荷量増」
(2022年7月20日 19時32分 FNNプライムオンライン)
【2022.7.6追記】福岡で売られているのは佐賀産の玉ねぎなんですが、最近、「少しだけ安くなったね」という声が聞かれるようになりました。少しだけ、ですけど。(まだ例年の倍くらいするんですけど)
2022年7月の様子
7月も高いまま、になりそうです。
(ちなみに、大産地の北海道では、今年5月頃に干ばつだったとか。6月の雨で(北海道に梅雨があるなんて!)生育不良から回復傾向だそうで良かったです。無事に育ちますように…。)
春先、高値&品薄がずっと続いています…
2月~3月頃だったでしょうか、一時、スーパーの店頭から玉ねぎが消えたことがありましたよね。
その後、3月下旬~4月くらいに、新たまねぎが出回るようになると、また出回るようになりましたが…。
この異変の原因は、ダントツの生産量を誇る北海道での不作と言われています。昨夏の不作の影響でじわじわと値上がりしていたところに、今年の佐賀産の出遅れ(1~2週間の遅れ)が追い打ちをかけました。
今は生活のあらゆるものが値上がりしている状況なので、玉ねぎだけを強調して取り上げるのも変なのですが、でも、実際たまねぎって、料理に欠かせないものですもんね。
売る側の青果店も大変ですね…。
玉ねぎやじゃがいもといった野菜は、例年は価格が安定していて、需要も安定しているので、経営を考える上で当てにする野菜だと聞きます。それなのにこんなことになるなんて。
2022年4月のようす
4月も高値でした。
下図は3月下旬に発表された4月の見通しです。
2022年5月のようす
5月も高値が続きました。
ただ、5月に入って、価格は高いままですが、品物自体は店頭に山積みにされるようになった気がします。
下図は福岡大同青果株式会社の公式サイトに掲載された、4月時点での「2022年 5月の青果物入荷の見通し」です。昨年のシェアが載っているのも参考になります。
佐賀・白石町の玉ねぎの出荷が5月初旬にピークを迎えたようです。今年は例年並みの出荷の見通しということなので、今後は徐々に落ち着いていくのではないでしょうか…。
2022年6月のようす
(余談)玉ねぎの代わりに白ねぎは?
玉ねぎの代わり、ってなんでしょうね。
料理によっては、白ねぎもアリですね。香味とか加熱すると甘みが出るところとか近いですし。
福岡への入荷は大分産が多いようです。5月中旬からは夏葱に変わっていきます。
(参考)産地の状況データ
たまねぎの主な産地|ベジ探|独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム
https://vegetan.alic.go.jp/trend/y2022/s05.html
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DATA
正確な情報は公式サイトでご確認ください。