「ブックサンタ」はNPO法人チャリティーサンタが主催する企画で、「厳しい状況に置かれている全国の子どもたちに本を届ける」というものです。
企画に参加している書店で本を購入して、レジでそのまま寄付するだけで、誰でもサンタになれます。
実施期間(寄付の受付期間)は、2022年11月1日(火)〜12月24日(土)です。
(別企画になりますが、pixivに投稿することでこのブックサンタに寄付できるというプロジェクトもあります。)
2023年はこちら。
概要
この企画は、今年(2022年)6年めを迎えます。今年は参加書店数を大幅に増やし、全国47都道府県779書店になりました。
寄付するときは、レジで「ブックサンタで」と言えば通じるみたいですよ。下記はJR博多シティ8Fの丸善さんのツイートです。
目標は5万冊の本を集めることだそうです。その1冊に参加しませんか。
5つの参加方法
書店に足を運ぶのが難しい方は、専用オンライン書店とクラウドファンディングでも寄付することが可能です。
クラウドファンディングには、【本を寄付するのではなく、来年以降も含めて「取組そのものを応援し育てる」ためのコース】もあります。
継続サポーターとして月会費を払う形でサポートすることもできます。
贈る相手は…
贈り先は「さまざまな事情で厳しい環境にいる全国の子どもたち」です。
今年から連携する団体・施設が公開されています。(公開可の団体のみ)
参加書店
本の受付窓口となる参加書店の一覧が、公式サイトに掲載されています。
福岡でも、博多の丸善と天神のジュンク堂というわたしのツートップや、他にもたくさんの書店が参加しています。岩田屋7Fの文喫も。小田部の積文館書店も。
どんな本が選ばれてる?
このプロジェクトの一番の特徴は、
本を選ぶという行為・時間を通して、「どんな本を贈ったら喜んでくれるかな」と自然と受け取る相手のこと(置かれている状況など)を想像するきっかけとなる
ことです。
そうですよね、喜んでもらえる本がいいなと思いますよね。他にも、心に残るといいなとか、なんなら人生の糧になればいいなとまで思ってしまいます。
寄付で選ばれる本には大きく2つの傾向があるそうです。
(1)寄付者自身が読んだことのあるロングセラー
特に寄付が多かった本には、「モモ」や「ぐりとぐら」シリーズ、さらに「星の王子さま」や「エルマーのぼうけん」「はらぺこあおむし」「しろくまちゃん」シリーズ「100万回生きたねこ」など、多くの方が幼少期や小・中学生の頃に親しんだロングセラー本が含まれています。
(2)新刊も含む多種多様な本(ロングテール)
ランキングではわかりませんが、昨年全体で寄付された35,162冊には、実に7,578タイトルという多種多様な本が含まれています。対象年齢は0〜18歳と幅広くしていることもあり、乳幼児向け絵本、図鑑、よみもの、小説、なぞなぞ・雑学、写真集など、本当に様々な本が選ばれています。リアル書店に並んでいる本が選ばれるため、最新作(新刊)も多く寄付されています。
ああ、最新作(新刊)も良いですね。どこかで聞いた話なんですが、「友達・クラスの間で流行っているものがいい。」という意見が心に残っています。
【なお、例年「小学生向けの本」が不足する傾向にあるため、今年の本を選ぶ際の参考にしていただけると幸いです。】
とのことです。
実際に寄付された本で多かったタイトルTOP50が公開されています。見て思わず “にっこり” するラインナップだなあと思います。どれもいいですよね~。また、逆にここをハズして選ぶのもいいですね。
どの本にしようか迷う方は、ブックサンタオンライン書店の品揃えを参考にするのも良さそうです。
(参考)ジュンク堂書店が1時間延長
(参考)pixivに投稿して寄付
ピクシブがブックサンタに賛同し、独自のチャリティー企画を行っています。私たちが小説を投稿すると、ピクシブがその作品数に応じてブックサンタに寄付をします。
ここでの寄付金は、ブックサンタの運営や、子どもたちに贈る本の購入費として活用されます。運営に回るの、良いですね!
▼募集テーマ:
幼少期のクリスマスやサンタクロースの思い出、大人になってからのクリスマスの体験談、ちょっと変わったプレゼントの話など「クリスマス」をテーマにした小説やエッセイ作品を募集します。
詳しくは公式サイトで
https://www.pixiv.net/novel/contest/booksanta2022
pixivとは
https://www.pixiv.net
「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターのためのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」という理念のもと作品(イラスト・マンガ・小説)の発表と交流に特化したサービスとして2007年9月に開始されました。現在、8,400万人を超えるユーザーが登録しています。
DATA
正確な内容は公式サイトでご確認ください。