福岡県では、今年度から、文化、スポーツなどの県有施設について、企業の資金やアイデアを活用するネーミングライツ(施設命名権)を導入します。
その公募の結果、ももち文化センターと、春日公園(野球場、庭球場、球技場)の愛称を決定しました。
ももち文化センター(ももちパレス)の愛称は「SAWARAPIA(サワラピア)」になります。
春日公園(野球場、庭球場、球技場)の愛称は「オクゼン不動産 ベースボールスタジアム/テニスコート/フットボールスタジアム」になります。
愛称の使用開始は、9月1日です。
正式名称は変わりません
ネーミングライツで決まったのは「愛称」です。
条例・規則で定める施設の正式名称である「福岡県立ももち文化センター」「福岡県営春日公園」そのものの変更はありません。
新しい愛称
SAWARAPIA(サワラピア)
ももち文化センター(ももちパレス)の愛称は「SAWARAPIA(サワラピア)」になります。
ももち文化センターは、貸しホール・ 会議室を有する文化施設です。
従来からの愛称が「ももちパレス」です。
(オープン時は「県立福岡勤労青少年文化センター」で、2007年4月から「ももち文化センター」です。)
住所:福岡市早良区百道2-3-15
優先交渉権者:(株)サワライズ(本社:福岡市西区)
契約期間:令和6年9月1日~令和9年3月31日
命名権料:720万円/年
最近は、姪浜にオープンした複合商業施設「MEINOHAMA STEPS(メイノハマ ステップス)」で話題になりました。
他、不動産事業、姪浜ドライビングスクール、小戸ゴルフセンターなどさまざま事業を行っています。
慣れ親しんだ「ももちパレス」の愛称はどうなるのでしょうね。
募集要項には、
提案する愛称に既存の施設愛称である「ももちパレス」を含めない場合は、看板・サイン等の標示及び企業等のホームページへの掲載を行う際に、原則として愛称とは別に括弧書きで「(ももちパレス)」と表記するか、看板・サイン等に元々表示されている施設名称を残すものとします(詳細は8(3)イに記載のとおり、優先交渉権者決定後に協議・調整を行った上で決定します)。
とあるので、突然スパッと消えてしまうことはないと思われますが、続報で確認してください。
オクゼン不動産
春日公園 野球場、庭球場、球技場は、「オクゼン不動産 ベースボールスタジアム テニスコート フットボールスタジアム」になります。
優先交渉権者:
契約期間:令和6年9月1日~令和9年3月31日
命名権料:417.5万円/年
今後のスケジュール
今後のスケジュール(予定)
愛称使用開始 : 9月1日
各施設において看板標示開始 : 10月上旬
命名権料の使いみちは?
命名権付与によって得られた収入は、特定財源として各施設の利便性・快適性向上のための施設整備費用に充当されます。(例:ピアノや椅子等の什器備品の更新、休憩施設の整備)
決まらなかった施設
同じく公募を行った県立スポーツ科学情報センター、県立総合プールの2施設は応募者なしでした。
(この2施設は総称で「アクシオン福岡」と呼ばれていますね。)
DATA
正確な内容は県からの公式発表でご確認ください。
「ネーミングライツ初導入 県有施設の愛称決定!」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/227558.pdf
「県民向け施設へのネーミングライツ導入に係る公募を実施します」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/bid-info/namingrights2024.html
