福岡市の地下鉄は、タッチ決済で乗車した場合は、乗車料金が1日640円で上限になります。
つまり、どんなにたくさん乗っても、1日最大640円までの請求しか来ないのです。
申込不要で自動的に適用されます。
注意点がいくつかあるので、挙げておきますね。
タッチ決済乗車について
福岡市地下鉄
https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=1895

改札を通るときに、タッチ決済機能付きクレジットカード等(※)を専用の読み取り部にタッチします。
※デビット、プリペイド、スマートフォン、ウェアラブル端末含む
乗車料金は1日分まとめて後日請求されます。
上限640円の適用を受けるためには、必ず同一のカード番号&同一の媒体でタッチしてください。

クレジットカードそのものをタッチするなら、事前の準備なくすぐに利用できます。
スマホ等で利用したい方は、事前に設定が必要です。「Apple Payや Google Pay™ にタッチ決済対応のクレジットカードを設定する方法」をカード会社の公式サイトなどでご確認ください。(※一部の端末では、カード登録ができても公共交通機関でのタッチ決済乗車に対応していない場合があるので、充分にご確認ください。)
タッチ決済で改札を通るためには、
(1)タッチ決済ができる改札口を選び、
(2)カード(や端末)を専用の読み取り部にタッチします。
下の写真に写っている2つの改札口のうち、左側がタッチ決済で通れる改札口です。(右は、交通系ICと紙のきっぷしか通れません。)

左の改札口には、後付けの専用の読み取り機器が設置されているのが見えます。(LEDが青く光っていますね。タッチすると緑色に光ります。)

タッチ決済で乗車した際の料金は、翌日以降に1日分がまとめて請求されます。その請求金額が「最大640円」です。
福岡市では、2022年5月31日からタッチ決済での乗車が導入されています。(当初は一部駅での実証実験でした。その後2024年4月1日より本格導入。)
1日最大640円の他に、1か月(毎月1日から末日まで)最大12,570円もあります。この金額は全線定期券の値段です。つまり、定期を買わなくても定期の料金になっちゃうわけです。

この仕組み(1日最大料金サービス)が始まってからは、「しまった、一日乗車券を買えば良かった」と後悔することがなくなりました。とにかくいつでもタッチ決済で乗車しておくだけでいいので簡単です。
注意する点
◆同一クレカを同一媒体で使うこと。
◆使える改札口が限られます。足元に誘導の表示があります。
◆タッチ場所は手前に後付けされた機器です。交通系ICとタッチ場所が違うので前の人につられないでね。

◆ピッ!の反応が遅い気がするので、通り抜けるときはゆっくり歩くといいと思います。交通系ICの感覚で通るとエラーが出やすい気がします。(公式サイトによると「緑色LEDが点灯するまでしっかりとタッチをお願いします」)
◆カードの請求は翌日以降に1日分がまとめてきます。(慣れないうちはちゃんと640円か確認してください。)
◆空港線は、西はJR筑肥線と乗り入れています。地下鉄は姪浜駅までなのでご注意ください。(糸島とか九州大学とかの最寄り駅はJR駅です。)
◆利用日によっては、カード会社等が行うキャンペーン期間中かもしれません。当てはまればさらにお得になるので、探してみてください。

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DATA
料金に関する情報は、今後変更になる可能性があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
福岡市地下鉄
https://subway.city.fukuoka.lg.jp/



